デイジー教科書
私たち視覚障害者は、本を読むには
デイジーという方式で制作されたものを
CD・でーたファイルなどで聞いているが、
小・中学校でも、発達障害のある児童に
教科書をデイジーにしているという記事を読んだ。
記事の一部を紹介しよう。
公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会は、
平成20年度からボランティア団体等と協力して
小中学校の発達障害など読みの困難がある児童生徒に
デイジー教科書を製作・提供を行っています。
当初80人だった利用者は、
平成29年度末は 8000人を越え、
本年度は1万人を超える見込みで
急速に普及しつつあります。
また、平成26年度からは、
文部科学省の音声教材の効率的な製作方法等に関する
調査研究事業として、
デイジー教科書製作の効率化に取り組み、
製作基準を整備するとともに教科書数を拡充し、
30年12月現在では360冊を越え、
検定教科書の約8割を提供しています。 (以下略)
教科書でも、こんな配慮がされているということですね。