2018年04月30日

ロービジョンケアを知っていますか

昨日NHKラジオ「視覚障害者ナビ」で

父親が病気で失明、それがきっかけで

眼科医になったという女性の話を聞いた。

現在、国立障害者リハビリセンターで

視覚障害者のロービジョンケアを担当しているという。

このロービジョンケアは欧米に比べると

日本は相当遅れているのが現状だ。

現在病気により中途視覚障害者が多い。

それも40代・50代が多いのだ。

働き盛りの年代だ。

ショックも相当なものだが、失望の中で

これから、目が見えない・目が見えづらいという

人生をどのように生きていくのかを

サポートするのがロービジョンケアの役目である。

日本では眼科病院でこのケアを行っているのは

大学病院ぐらいで個人病院は数少ない。

私自身も中途障害者だが、現在ではパソコンを使えば

本や新聞も読めるし、映画も観賞できる。

諦めないでほしい。

ラジオの中で一冊の本が紹介された。

早速本をダウンロードしたので今日読んでみたい。


タイトル お父さんの失明は私が治してあげる
副書名 娘の顔も知らないお父さん、
   だから私は眼科医になりました

著者名 西田 朋美, 西田 稔, 大野 重昭著

難病ベーチェット病で光を失い、娘の顔も知らない父。
父を支える母。眼科医になって父の目を
治そうと決意した娘の手記。

出版者と出版年月 主婦の友社 2001年5月

  


Posted by グランパ at 05:31 │コメントをする・見る(2)